平成29年12月26日に南山城村3地区が、「京都府移住の促進のための空家及び耕作放
棄地等活用条例(移住促進条例)」に基づく移住促進特別区域に指定されました。
これは、同条例に基づき、空き家や農地を活用することで、移住の促進や地域の活性化
を図るために指定した地域のことです。
含まれる地域:大字高尾、大字田山
区域の人口 :855人
高尾田山地区は、村南部の茶業が盛んな地域で、そこかしこに茶畑の景観が広がります。
秋冬は原木しいたけの生産も盛んで村を代表する特産品となっています。
京都府無形民俗文化財指定の伝統芸能「田山花踊り」があり、近年は移住者も多く参加
されています。また、「移住交流スペースやまんなか」もこの地区にあり、交流会など気軽に
ご参加いただけます。
含まれる地域:大字北大河原、大字南大河原
区域の人口 :1,547人
大河原地区は、木津川が流れるのどかな風景が見られるとともに、JRの駅や幹線道路
が通る便利な地域です。保育園・小中学校・保健福祉センター・村役場のほか、平成29年
4月にオープンした道の駅などがあります。
地区内の集落では、昔ながらの寺社の祭りや地域活動が継承されており、地域住民と一
緒に担っていただける方を歓迎しています。
含まれる地域:大字野殿、大字童仙房
区域の人口 :250人
野殿童仙房地区は、村の北部、標高500mの高原地域です。お茶・米・トマトの生産が主
ですが、高原特有の冷涼な気候からブルーベリーも特産品のひとつとなっています。
移住者も多く、その立地条件から農業やものづくりに携わる方が多いのが特徴です。自然
の中で子育てをしたい方や、地域活動や農業の担い手になっていただける方を歓迎します。