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    所信表明・施政方針/行政報告など

    • 更新日:2025年4月1日
    • ID:2778

    所信表明・施政方針

    所信表明(令和5年7月 第2回臨時議会)

                                                                   所信表明 

        6月29日の2期目村長就任後、初めての村議会を迎えるにあたり、ご審議いただきます議案等の説明に先立ち議長のお許しを得まして、所信の一端を申し述べ議員の皆様方をはじめ村民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

     私は去る6月18日の南山城村長選挙におきまして村民の皆様のご信託を頂戴し、更には温かいご支援を賜りまして南山城村長に再選、就任させて頂きました。

        改めまして心から厚く感謝を申し上げます。


         引き続き今後4年間、ふるさと南山城村の更なる発展のために、村民の声をよく聞き、村民が主役の住民本位の村政に全身全霊を捧げて邁進する決意を新たにしたところでございます。

         南山城村議会において、より良い村政を作るための議論がしっかりと行えるよう誠心誠意努めて参りますので、議員の皆様には、格別のご指導、ご鞭撻を賜りたいと存じます。

         私はこれまで日常的な業務においては、住民サービスの向上を目指して取り組んで参りました。住民が満足するサービスは、生活に直結するからです。その実現のためには、職員が満足して働ける職場環境を整えることが重要です。

     具体的には、安全衛生委員会の創設、人権学習会の実施、職員の人事評価制度、働き方改革や機構改革、職員の作業負担の軽減などに取り組んで参りました。

         今後も継続的に改善に努め、“住民の皆様のお役に立てることが私達の仕事”と認識し、住民サービスの向上に努めて参ります。

     

         次に、私の2期目の政治テーマについて述べさせていただきます。

    直面する村政課題の解決と本村が目指す将来の課題解決のための道筋を明らかにし、着実にその階段を登っていくことです。

         すなわち、「今日の村を創る」「明日の村を創る」であります。


    村民に対しては、

    第一に地域の要望をスピーディーに解決すること

    第二に人にやさしい村政を目指すこと

    第三に身近で分かりやすい村政に取り組むこと

    第四に住民の利益に必ず繋がる施策であること

    を心掛け、自分に対しては、

    一つ、課題解決の方策を明確に打ち出すこと

    一つ、議会に対し具体策を明示し、知恵をいただくこと

    一つ、行政組織をレベルの高いものにすること

    一つ、村民の皆様に対する説明責任を果たすこと

    一つ、京都府との連絡調整を円滑にし、協力を得ること

    などを、政策実現の土台とすることです。


     そうした点を踏まえ次に、二期目の重要課題について述べさせていただきます。


    一つ目は、高齢者福祉サービスの充実と介護事業者の招致です。

     これは、現在第10次高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画を策定委員会で策定中でありますが、高齢者福祉施設等建設用地として取得している用地に事業者を誘致する計画で、現在、進入路整備にとり組んでいるところです。

        介護事業者を招致することで、訪問・通所・ショートステイといった居宅サービスの充実と広域型施設サービスとしての入所サービスにより、地域に密着した介護度に応じたサービスを受けられる環境が整います。

        そのことによって老々介護やヤングケアラー、介護離職といった問題解消に繋がるほか、村民の雇用創出や、勤務職員の村内移住を見込めるなど効果が大きいものと考えています。


    二つ目は、雇用の創出と安定した税収確保のための企業誘致です。

     高校・大学進学、就職、或いは、婚姻をきっかけに離村者が増え、一度転出された人のUターンが見込めないのが、人口減少の大きな理由の一つであります。

    優良企業の村内誘致は、そういった問題解消につながると同時に、村への増収が見込めます。

        現在数社と話を進めており、多くの村民がその個性と能力にあった分野で活躍できる職場環境を

    整えられるよう、実現化に向けて引き続き取り組んで参ります。


    三つ目は、村の農業特産品の創出と6次産業化です。

     1次農業から6次化推進によって、高品質で高付加価値の商品化を目指し安定した収入を実現します。

    それには、意欲的な農家、製造・販売企業、研究機関などと行政が協力し新たな商品開発と未来型農業経営を推し進めます。


    四つ目は、村内で活動するサークル・市民団体への支援です。

     現在活動中のNPO法人、団体やこれから活動を計画しているグループなどに活動資金の援助を行い、住民の力を借り、村の活性化を図ります。

    村内美化活動、ボランティア活動、文芸サークル、村史研究、観光資源発掘、農産品や商品、食品の開発・試作など、その他、現在補助金制度が無い分野、試行的に将来公益に繋がる事業に取り組むグループなどに新たな支援策を講じ、元気な村づくりを目指します。


    五つ目は、防災機能を満たす新庁舎建設に向けた基金の積み立てです。

     庁舎の老朽化に加え、耐振性不備と、ウォーターハザード、土砂災害特別警戒区域内に位置する現庁舎は、移転建築のほかありません。

        大きな災害の発生が危惧される中、一刻も早く移転しなければなりません。

        限られた予算の中での基金積立は、最重要課題と位置づけ、予算執行にあたりたいと考えています。


     以上、今やらなければならないことは、もとより、中長期的な課題である、人口減少対策、庁舎移転、ごみ処理問題、笹瀬橋架け替え工事などにも引き続き持続可能な村づくりに取り組んで参ります。


    国を支える柱は、政治、経済、文化といわれます。

    まさに本村においてもこの3本柱を豊かなものにしていくプロセスと結果が求められています。そして、村民一人一人が物的にも精神的にも安心して将来に希望を持って暮らせる村づくりを進めていくことが、肝要です。

    「村民が主役」「村民本位」とは、公約を中心として、村民とともに南山城村の政治、経済、文化を充実させていくことでもあります。

     これからの4年間は、一期目の取り組みに学びながら、さらに充実させていく4年間と理解しています。

    議員の皆様をはじめ、村民の皆様のご理解とご協力をいただくとともに国や府など関係機関との連携を深め、応援もいただきながら村民に寄り添った優しい施策実現に向けて、職員と共に全力で邁進して参ります。

    議会におかれましても、基本理念実現のため諸施策に対する十分なご審議をいただき、共に南山城村の“今日と明日”を創っていこうではありませんか。


     結びにあたり、議員の皆様には特段のご指導とお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、私に与えられました命題を肝に銘じ、所信を表明させていただきます。


                                                                                         令和5年7月26日

                                                                                                南山城村長     平沼   和彦



    令和5年第2回臨時議会(7月26日開催)所信表明

    令和7年施政方針

    令和7年第1回定例議会(3月議会)施策方針

    令和6年施政方針

    令和6年第1回定例会(3月議会)施政方針

    令和5年施政方針

    令和5年第1回定例会(3月議会)施政方針

    令和4年施政方針

    令和4年第1回定例会(3月議会)施政方針

    行政報告

    令和6年

    令和6年第1回定例会(3月議会)行政報告

    令和6年第2回定例会(6月議会)行政報告

    令和6年第3回定例会(9月議会)行政報告

    令和6年第4回定例会(12月議会)行政報告

    令和5年

    令和5年第1回定例会(3月議会)

    令和5年第2回定例会(6月議会)

    令和5年第3回定例会(9月議会)

    令和5年第4回定例会(12月議会)

    令和4年

    令和4年第1回定例会(3月議会)

    令和4年第2回定例会(6月議会)

    令和4年第3回定例会(9月議会)

    令和4年第4回定例会(12月議会)

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