子宮頸がん(HPV感染症)ワクチンの接種について
- 更新日:2025年6月20日
- ID:2546

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種について
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがHPVワクチンです。

定期接種対象者
小学校6年~高校1年相当の女性
接種期限:高校1年生相当の3月31日まで
※対象の方には、中学1年生時に個別通知をいたします。

キャッチアップ接種について(接種期間延長あり)
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方(キャッチアップ接種)への特例措置として、令和7年3月31日まで無料で受けられる接種期間を設けていました。令和6年夏以降の大幅な需要増により接種を希望しても受けられなかった人がいるため、以下の条件を満たす方は、残り回数を令和8年3月31日までの間、無料で接種可能です。
・平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~ 2008年4月1日)の女子で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
・平成20年度生まれの女子で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

接種回数や部位
現在、定期接種の対象となるHPVワクチンは、以下の3種類です。
ワクチンの種類により接種間隔が異なります。※原則同じワクチンを接種してください。

2価ワクチン(サーバリックス)
中学1年生の間に、1ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。計3回

4価ワクチン(ガーダシル)
中学1年生の間に、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。計3回

9価ワクチン(シルガード)
- (15歳になるまでに)1回目の接種後、6ヵ月の間隔をおいて2回目の接種を行います。計2回
- (15歳になってから)1回目の接種後、2ヵ月の間隔をおいて2回目の接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて3回目の接種を行います。計3回

接種費用
(京都府内の協力医療機関での接種にて)無料

接種場所および方法について
・(村内)竹澤内科小児医院
・その他、予防接種協力医療機関
※京都府外での接種を希望する場合は、別途「予防接種依頼書」が必要です。必ず事前に南山城村保健福祉センターにご連絡ください。また費用については、一度全額自己負担していただきます。接種後、申請していただき、指定の口座に払い戻し(償還払い)します。

予防接種を受ける際の注意事項について
- 新型コロナワクチンと他のワクチンは同時に接種できません。
- 新型コロナワクチンを接種される場合は、互いにワクチンをうけてから13日以上の間隔をおいてください。
- 満16歳未満の方の接種には、原則保護者が同伴してください。
- 予防接種をうける前に、送付された書類やリーフレット等をよくお読みください。
- 予防接種後に異常があるときは、まずは接種をうけた医師またはかかりつけ医に相談してください。

HPVワクチンリーフレット等について
厚生労働省作成リーフレット「小学6年生から高校1年生相当の女の子とその保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)」
厚生労働省作成リーフレット「小学6年生から高校1年生相当の女の子とその保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)」
厚生労働省作成リーフレット「HPVワクチをうけたお子様と保護者の方へ」
厚生労働省作成リーフレット「平成9年度生まれから平成17年度生まれの女性の方へ」

予防接種に関する相談先
※南山城村保健福祉センター以外に下記の相談先があります。
京都府予防接種相談センター
電話:075-811-9150
受付:午前9時~午後5時、毎週月・木・金(休館日・祝日は除く)
京都府民等を対象に実施している予防接種の電話センターです。以下のような内容についてお答えします。
- 予防接種に関する疑問、質問
- 予防接種の受け方やスケジュールについて
- 予防接種が受けられる医療機関情報について
- 海外渡航時の予防接種について

お問い合わせ先
〒619-1411
京都府相楽郡南山城村北大河原大稲葉4番地14
南山城村保健福祉センター電話:0743-93-0294 ファックス:0743-93-3711
お問い合わせ
南山城村保健福祉センター
電話: 0743-93-0294
ファックス: 0743-93-3711
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