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あしあと

    ⦅令和7年度⦆帯状疱疹ワクチンの定期予防接種について

    • 更新日:2025年5月7日
    • ID:2944

    帯状疱疹とは

     帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現われる皮膚の病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
     帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

    ※令和7年4月から帯状疱疹ワクチンが定期接種化となりました。令和7年度対象の方に個別に案内を送付します。

    ワクチンの種類について

     帯状疱疹ワクチンには生ワクチン、組換えワクチンの2種類があり、いずれか1種類を接種します。

    帯状疱疹ワクチンについて
      生ワクチン:阪大微研
    (乾燥弱毒性水痘ワクチン)
    組換えワクチン :GSK社
    (シングリックス)
    接種回数
    接種間隔
    1回2回
    (2か月以上の間隔をあける)
    接種方法 皮下に注射筋肉内に注射
    予防効果
    (※)
    接種後1年後、6割程度
    接種後5年後、4割程度
    接種後1年後、9割以上
    接種後5年後、9割程度
    接種後10年後、7割程度
    接種条件病気や治療によって、
    免疫の低下している方は接種できません 
    免疫の状態に関わらず接種可能

    ※第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会資料より抜粋)

    副反応について

     ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
    頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

    令和7年度接種対象者

    令和7年度接種対象の方は以下の1または2に該当し、過去に帯状疱疹ワクチンを接種していない方です。

    1.令和7年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方

    ※100歳以上の方については、令和7年度に限り全員が対象になります。
    ※令和7年度から令和11年度の5年間は、経過措置のため対象者は5歳刻みとなり、令和12年度以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象になります。
    令和7年度の対象者の年齢と生年月日
    年齢 生年月日 
     65歳昭和35年4月2日から昭和36年4月1日 
     70歳昭和30年4月2日から昭和31年4月1日
     75歳昭和25年4月2日から昭和26年4月1日
     80歳昭和20年4月2日から昭和21年4月1日 
     85歳昭和15年4月2日から昭和16年4月1日
     90歳昭和10年4月2日から昭和11年4月1日
     95歳昭和5年4月2日から昭和6年4月1日
     100歳以上大正15年4月1日生以前の方 

    2.60歳から64歳の方のうち、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方(身体障がい者1級相当)

    自己負担額

    • 生ワクチン:2,500円
    • 組換えワクチン:13,000円(1回、6,500円)


     ※生活保護受給者の方は、無料です。

    接種期間

    令和8(2026)年3月31日まで

    (注)対象の方が定期接種を受けられるのは該当年度の1年間のみに限られます。

    接種場所

    • (村内医療機関)竹澤内科小児科医院
    • 京都府広域予防接種協力医療機関

    ※協力医療機関については、直接医療機関または保健福祉センターに問い合わせてください

    持ち物

    • 南山城村指定の問診表
    • 自己負担金

    (注意)京都府外で接種を希望される方は、南山城村指定の問診票を使用しても公費負担はできません。

    一度、医療機関にて接種費用を全額お支払いして頂く必要があります。その後、役場または保健福祉センターで以下の持ち物をご持参のうえ、償還払いの申請をしてください。自己負担を除いた金額を指定口座に振り込みます。

    1. 領収書の原本
    2. 銀行口座のわかるもの(通帳等)

    京都府外で接種希望の方

    京都府外で接種される場合、依頼書が必要です。

    依頼書の発行を希望される際は、予防接種実施依頼書交付申請書に必要事項を記入の上、南山城保健福祉センターへ郵送していただくか直接ご持参ください。

    【予防接種までの流れ】

    (1)申請者が予防接種実施依頼書交付申請書を記入し、保健福祉センターへ郵送または持参する

    (2)南山城村が依頼書を発行し、京都府外医療機関に郵送する

    (3)医療機関で帯状疱疹ワクチンを接種する

    (4)申請者が帯状疱疹ワクチンの接種費用の全額をひとまず接種した病院等へ支払う

    (5)申請者が南山城村高齢者予防接種費用助成金交付請求書に必要事項を記入し、南山城村保健福祉センターまたは南山城村役場保健医療課へ申請する

    (6)接種費用から自己負担額を除いた金額を申請された口座へお支払いする

    ※南山城村と契約されている病院または施設で接種された場合は、交付請求書の手続きは必要ありません。 病院または施設に自己負担額のみをお支払いいただきます。 契約施設については、南山城村保健福祉センターへ問い合わせてください。

    ご注意ください

    • 対象年齢の方でも、過去に自費で帯状疱疹ワクチンを接種された方は定期接種対象外になります。
    • 過去に帯状疱疹にかかったことがある方も、帯状疱疹は繰り返し罹患する場合もあるため、接種対象者であれば助成を受けることができます。(ただし、過去に帯状疱疹ワクチンを受けていないこと)
    • 帯状疱疹ワクチンは、医師が特に必要と認めた場合に、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン等との同時接種が可能です。